2023/7/25 東京ゲゲゲイ歌劇団 vol.Ⅵ「破壊ロマンス」

東京ゲゲゲイ歌劇団の舞台にReolがゲストで登場するとのことで、仕事帰りに渋谷のPARCOに寄ることに。もちろん、2人の対談が乗っている東京ゲゲゲイ毒本を購入して、指定の席に着く。

Reolの登場がいつかはドキドキしながらも、MIKEYさんの作り上げた舞台に魅力されていく。ダンスって、こんなにも凄いものだったんだ。っていうのが素直な感想。ダンスというもの自体、個別に意識したことがなくて、パフォーマンスの1部だと思っていた節も恥ずかしながらあったから、本当にこの舞台は圧巻だった。ダンス1つでここまで華やかに、感情的に観客に訴えることができるなんて。どこか、不思議の国に迷い込んだかのような錯覚と、MIKEYさんの歌って踊るポテンシャルの高さにまた感服。MCではなんだか可愛らしくて、疲れを見せてはいたけれど、音がなり始めると別人のようで、支配されて身体を動かされているようだった。

Reolの登場は終盤に近いくらいで、幾何学的なセットに乗りながら堂々の登場。これはお立ち台なくても充分すぎる。ゆっくり降りながら、『HEART×第六感』のここだけのオリジナルremix使用が会場に鳴り響く。ゲゲゲイのヘルメットを着用し、ちょっとはだけすぎでは!?と心配になりながらも、衣装は最高にカッコよかった。白のMIKEYさんと、黒のReolが見事にマッチしてて、2人の息ぴったりのパフォーマンスがとても楽しかった。もっと出てくれるのか?と思いきや、歌い終わるや否や呆気なく舞台袖へ…。ゲストだったからだと思うけど、もう少し見ていたかったな〜って。

Reolが出るからという動機で見に行った歌劇団だったけれど、それ以上に楽しくてアーティストなMIKEYさんにただただ関心だった。また、こういうコラボも見たいなって思った。