2024/4/6(土)
いつも以上に曖昧。あやふや。
雰囲気だけ味わう程度のレポ。
ーSet listー
1.VIORA
2.ダリ
3.Nd60
4.Winners
5.TAKE OFF
6.Lunatic
7.綺羅綺羅
8.激白
(MC)
9.mede:mede
10.ミュータント
11.白夜
12.ゆーれいずみー
13.たい
14.感情御中
15.-nil-
16.極彩色
1.VIORA
真っ暗な舞台の真ん中で1人、黒いフードを深く被り両腕を広げて歌い始める。久しぶりの「VIORA」の音源に衝撃がはしる。なるほど、確かに”極秘”っぽく、妖しさ満点。前回は「極彩色」からのスタートだったため、意外なチョイス。
2.ダリ
ツアーだとあんまり組まれないだろう、と思うセトリの流れ。妖しさは一気に吹き飛び一気に「ダリ」の世界観。
明るいライトに照らされたReolの今回のヘアカラーはツートンカラー。青×黒。青のヘアカラーって、極彩色のイベントの時にやってたから、めっちゃ懐かしかった。アンテナピアス開けた時だよね。
そして、今回のDance Setのメンバー ぺーちゃんと、あやねちゃんの登場に会場が湧く。3人で舞台に立つのは侵攻アップグレードぶりだとおもうので、(途中で他のダンサーもいたが)なんだか懐かしかった。おなじみ「ダリ」ダンスで会場の一体感は増していく。
3.Nd60
「だり」と「Nd60」コンボは激アを思い出す。Dance Setらしい楽曲の連発に、客席もノリノリ!声を揃えての「lonely lonely Yeah」や一緒にジャンプするのやっぱり楽しい。近くで3人のダンスが見られるの幸せ。
4.Winners
えーー!やっちゃうのー!って久方ぶり(ココロミーぶり?)の「Winners」に観客が歓喜で叫ぶ。サビの部分で飛びまくるのはお約束。ごっそり体力もってかれるのがこの曲だけど、ほんとに楽しい。あんなに高い楽曲なのに、飛びながら歌い続けるReolちゃんは最強。
5.TAKE OFF
UNBOXを思い出しちゃう離陸。一気に中毒性のある世界観へダイブ。直近で聞いていた曲だから、会場の曲へののめり込みが自然だった。今回も全力で回しまくる。
6.Lunatic
こちらも久しぶりの楽曲。世界観は一気に、異世界にどっぷり。お菊ねぇやんの作ったライブ映像だけを背負いながら、「Lunatic」ダンスを踊るのが懐かしすぎた。
7.綺羅綺羅
大好きなダンスパート連続に歓喜!「綺羅綺羅」もすっかりセトリに馴染み、そういえばフェスで初公開だったのでは…?とアラバキを思い出す。間奏でのあの3人でのダンスはみんな大好きだと思う!
8.激白
今回の歌ってほしいアンケートで絶対に上位にくい込んでいたであろう「激白」どちらかといえばバンドのほうにいくかな…?と思っていたからびっくりした。あんなにライブでよく聞いていた「激白」を最近はめっきり効かなくなって少し寂しかったから、今回セトリに入ってくれて嬉しかった。
9.mede:mede
当時作った時、自分にとって音楽とは、対面しながら作った曲だとMCでこぼしイントロが流れ始める。JJJRemixじゃない「mede:mede」を今後聞ける機会はあるのか、ずっと思ってたけどここで昇華された。JJJRemixはReolの思想を投影したバージョンだったけど、こちらはまだユニット結成どころかメジャーデビューもしてなかった時に完成した曲。前回参加した時には分からなかったけど、当時の思いを知った今聞くと、音楽についての不安定さや人生をかけるべきかの葛藤が感じられて、胸が締め付けられた。
10.ミュータント
こちらも激アぶりではないでしょうか。新旧様々なセトリに色んな方角から心を揺さぶられて苦しくなる。泣いた。
11.白夜
「ミュータント」からの「白夜」の流れはズルすぎる。丁寧に、それでいて大胆に歌い上げる姿に目が離せない。pureの箱より少し大きめのこのライブハウスの舞台に1人で立って、こんなに声を轟かせることに圧倒される。
12.ゆーれいずみー
レッツ盆ダンス!久しぶりに一緒にゆうれいダンスができて嬉しかった。3人で楽しそうに踊る姿に惹かれて、会場全体もつられて笑顔になる。
13.たい
pureのアンコールでも来ました「たい」三十路突入からきつくなってきたと零してたReolの気持ちはどこへやら、リスナーたちは容赦なく「たい」に投票。こちらの票もきっと多かったんだろうなあ…と思いながらも、私たちは「たい」が大好き。会場が揺れ動く。
14.感情御中
上げるところまであげてきたー!と感じるこの流れ、金沢で先行初披露だったこの楽曲。きっとくると確信があったけど、ぶち上がりが止まらない。金沢はReolが即席で考えた振り(レア)だったけれど、今回はあやぺーが新しい振りを考えてくれたとのこと。あやね「かわいくした♡」と言っていた通り、とにかく可愛かった!
15.-nil-
16.極彩色
会場ボルテージMAXの次に、来ました。この曲がないと宴は始まらない。前回は1曲目の緊張に帯びた声だったけれど、今回の自信にみち、さらにレベルアップしたReolの歌唱に思い出が上書きされて行く。あえて当時と同じポジションで見届けることにしたけれど、やっぱり舞台に立つReolはかっこよくて最強無敵。
ライブパートはここで一旦終了。
【転換中】と共に、トークパートへとうつる。
お立ち台の前に3つの椅子が用意されると、あやぺーが登場。
「みなさん盛り上がっていますか~」
ぺーちゃんの天然なMCに会場が和む。2人とも凄くお疲れで、今回のDance Setのキツさを実感。
「それでは、あの人を呼んでみましょう」
「れをるさんです~」
と共に、今回のグッズに着替えたReolが登場。
「これ、私座ると後ろの人見えますかね…
お立ち台に上がってる時は見えたと思うんですけど、、」
と言いいながら、椅子の高さをMAXまで上げて座る。
「それでは早速コーナーのほうにうつりましょう」
質問コーナー
※ほとんど覚えてないので箇条書き。なんとなくこんなだったな~っていう程度。
【毎日のルーティンはありますか】
お湯に入ること。湯を必ずはることと、毎日9時間寝ること。ライブ前は必ず寝ている。
珈琲を飲んでいる。仕事の前に飲むことが多いから、仕事の味。
【眠れない時はどうしていますか】
寝ない…。目をつぶってボートに1人寝転んで、自分しかいない…って唱えると寝れるらしいけど寝れない。寝れないと、1人でリハの通しが始まっちゃう。そうなるともう寝れない。
【楽曲は歌詞とメロディどちらからですか】
これはどちらの場合もありますね。でも、まず曲を作る時は何を伝えたいかを決めている。コンセプトというか、今の自分が言いたいこと。それが出てこない時は進まないから、事務所の人にケツを叩かれている「今いいたいことはなんなんだ!」「ぇ、えぇ、」って
【趣味はありますか】
本を読むのが好きです。映画とかよりも、本が好き。
【愛用してるものありますか?】
テニスボールで体を解す。
【あの頃に戻れるならいつに戻りますか】
うーん。極彩色 当時のことを思い出すと、悔しい気持ちしかなかった。もっとやりたいことがあったし、自分自身にももっとこうやれた、という後悔があった。あの時は、あのライブがベストで、あのライブがあったからこそ今の自分がいるんだけど…とにかく悔しかった。どの仕事を誰にお願いするのか、とかもわからなかった。
【事務所からライブで全曲やれといわれたら】
やりきった感で、引退すると思います。
抽選コーナー
3名の方に本(砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない)、グッズのロンTをプレゼント。サイン入り。
「ここは初めてライブをした場所。東はSpotifyO-EAST。あの頃は客席の顔を見ることができなかった。私は前にいる人も、後ろにいる人も変わらず同じ気持ちで歌を届けているつもり。でもやっぱり物理的な距離は空いてしまうので、今回しっかりと、Reolのライブに来る人の顔を見ておきたかった」
「UNBOXツアーのロスが激しかった。断ち切りたい意味も込めて、武道館のことだけを考える日を作った。スタッフにも一切連絡しないでと伝えた。武道館が見えるカフェに入ってじっくり考えた」
「Dance SetとBand Setで曲の取り合いをした」
「3人でやるのは懐かしかった」
「小説からインスパイアをうけることもある。Lunaticは砂糖菓子の弾丸が撃ち抜けないがモチーフとなっていて、宵々古今は宵山万華鏡から。「宵」っていう言葉も知らなかった。祭りの時って、始まる前が1番祭りじゃないですか?」
「あの頃来てくれた人いますか?」
「色んなタオルを持ってきてくれてる!ありがとう~」
「髪の毛の黒い部分は地毛」
「ここまでこられたのは皆さんがいたからです。本当はこういうことは武道館で伝えようと思っていたけど、先にここでも伝えさせて下さい」
「前回は社員総会っていう250人のキャパでやったんだけど、その時にスゴい苦情がね。来てね。次をやる前にコロナ禍に入っちゃって…。次やる時はもっと大きな会場でやろうって思ってました」
「今回はライブパートが16曲。いつも私のライブは22.23曲ぐらいやるんですけど、テンカイのときは18曲だった」
・ライブ1時間、トーク1時間くらい
社員総会がとても懐かしく感じた今回のファンクラブイベント。あの時もこんな感じで、ライブパートとトークパートに分かれてた。絶対に聞きたかった極彩色も聞くことができて、大変に満足した1日になった。
きっと武道館では披露されない曲なんだろうな、と思いながら 懐かしい楽曲たちに、いろんな過去へ連れて行ってもらった。
9年も立てば人は変わる。私も成長したし、れをるも成長した。ひねくれてて、天邪鬼で、毒舌なれをるが自分に似てて、でも音楽という武器を持っている姿に憧れて好きになった。歳を重ねるごとに、穏やかで、よく自分の話をしてくれるようになり、笑顔をみせてくれるようになったReolは、それでも鋭くて、激情があって、熱い意志を持ってて。私も一緒に変わっていくからこそ、ずっとReolの音楽を求めていると思う。これは確信。
でも、ずっと大好きな気持ちだけは変わってないよって。あなたがあの日迷って考えて、全てを投げ出して1つの決断したことは今でもずっと続いてるよって、あの頃の私に言いたい。