Reol Oneman Live 2022 激情アラート

⚠️感想をダラダラっと書き連ねているだけ。

興奮により記憶が1部おかしい所あり。

 

Reol Oneman Live 2022 激情アラート 

 

 

約2年ぶりのツアーとなる"激情アラート"

前回のツアー "ハーメルンの大号令"は、コロナの影響で中止になってしまったけれど、今回は無事に全てを終えることが出来て、それを見届けることが出来て本当に幸せな時間だった。

今回は、6公演全てに参加したので、割とごちゃごちゃになりながらもだら〜とまとめていきたい。

 

今回は、「第六感」からのファンも加わり、見慣れず初々しい方々が多かったように思う。少し前は、割とビジュアル寄りのファンが多かった気もするが、一般的…?というと語弊があるかもだけど、色んな方にReolの良さが届いたような気がして嬉しかった。もちろん、何度も参加している方々もちらほらお見かけして、勝手にまた集えたことに感動していた。

今回は、全公演イスが用意されていたけれど、ほとんど立ち見のようなものだった。久しぶりの感覚。ハーメルンぶり。隣の人の熱気や思いがビシビシ伝わってくるこの感じが、ライブ!って思わせてくれる。マスクは暑かったけれど、とても満足。全身は疲労困憊。

馴染みのある紗幕に、今回はどんな素敵な映像を見せてくれるんですか!お菊さん!と、可愛らしい声で軽快にゲラ笑いするお姉さんを脳裏に思い浮かべて、マスクの下で少しにやり。

客引きをイメージしたと言われるBGMを聞きながら、継ぎ目のところで緊張が増していく。

今回のライブカラーである白とピンクのリストバンドに目を落としながら、一体どんなコンセプトで来るのかドキドキ。福岡公演では、ドラムスの方の体調不良により、さらに開幕が延期したが それも生のライブを見に来ている実感が湧く。

 

暗転後の始まりはいつも、度肝を抜かされ、虜にさせられる映像から。迫力満点の白とピンクの交差。初めのリズムからさらに加速して、バイクと馬が走る、走る、はしる。気持ちをグッと上げられた状態で始まるは、新曲「赤裸裸(NAKED)」。初めて聞いた時は、何も触れられないこの曲に呆然となってしまった。「し、新曲?だよね…?」となった方々も多いと思う。アップテンポで激しいリズムを奏でるこの曲は、まさに"激情アラート"に相応しく、Reolらしさが全開!ハイトーン、力強さ、リズム、Reolのよさを全て詰め込んだと言えるこの曲は、ライブの初手にピッタリ。新曲を今まで1曲目にもってこられたことがなかったので、なんだか化かされたような気持ちになった。地方公演序盤は、周りのリスナーたちもどうやってこの曲を掴んでノっていこうか、考えている様子だったが、仙台、東京2daysには完璧に仕上がってた。手拍子楽しかったね。

そしてそのまま続くのが、「宵々古今」と「オオエドランヴ」という和テイストでぶち上げてくれる2曲が、各公演入れ替わり制。Reolツアーはいつも、セトリがその公演ごとに違っていて、新鮮さを味あわせてくれるところ。だから、全部聞きたくなるだよね。「宵々古今」は、なんか1人だけタオル振ってた気がするけど仲間がいると信じている。Reolぶち上げライブソングの鉄板となっているこの曲は、終わるといつも汗だく!「オオエドランヴ」の天下取りver.は、今までのライブで少しやってくれていて、何度聴いてもあれを1人で歌い上げるのに驚かされる…。天下取らないver.は、もしかしたらもう聞けないのかも…と思うとなんだ切なかったり。

そして、ハーメルンぶりとなる「insider」。怒りを具現化したような、荒々しいパフォーマンスと、映像になんだか懐かしい気持ちになる。でも、ハーメルンの時よりも激しくて熱かった!感情のままに頭を振り、歩きながら歌いあげる姿が脳裏を離れない。

そして、まだまだ続く情熱のターン、ここで「煩悩遊戯」冥土の時の熱い拳と掛け声が交差していたのが懐かしかったけど、今回もそれに近いくらい激しく音にのめり込めたのは久しぶり。声が出せるようになったら、<煩悩遊ばせLet’s get it on!> みんなで言いたいね。

個人的にはここに続く「Nd60」の流れがとても好きで、新曲っていつもセトリのどこに入るのか楽しみにしている。旧楽曲たちの何処に混ざって溶けていくのか、楽しみすぎる。この曲はとにかく3人のダンスが可愛すぎる。1番好きなのは<清廉潔白じゃないし欲が深い>の所!3人が連なって踊っているところが凄く可愛くて大好き。6公演全て、ぺーさんはれをる氏に触れてなくて紳士だなあ…って思った。東京2days目はれをる氏が歌うことにノリ過ぎてちょぴり忘れてたみたい。手遊びも楽しかった、<lonely lonely yeah♪>

そして、ここに来るのか!と驚いたのが「たい」私は「たい」を爆弾だと思っている。文明ココロミーから爆弾だと思っている!!まさか、ここまでぶち上げてくれる曲になろうとは…。地方公演ハーメルンは、ぶち上げ〜だったけど、接続編の「たい」はマーチングバンド風だったので、今後もマーチングバンド風に方向転換するのかな?と思っていたけど、爆弾のままの「たい」だった。足をやられた。この曲の後って、体力的に身構えるのは私だけですか??

でもやってきたのはお馴染みの「No title」。気がつけば、この曲はReolファンにとってのいつもの!になってきている。歌詞では「」の所を、「ありがとう」と笑顔で叫んでくれる彼女にいつも胸を打たれる。また一緒にサビを、みんなで歌いたいな。終楽章の時は、別れというか、悲しい曲になっていたけれど、ソロになってライブを重ねていくうちに、心に寄り添ってくれる優しい曲になってきた。シャボン玉の景色も忘れられないけど、今の景色もいい。

そしてまだまだそのまま、熱くなっていく「十中八九」!「煩悩遊戯」と同じで、ラップ調が強く、盛り上げ最高潮なこの曲。れをる氏の笛と共に、みんなでジャンプするの楽しかった。「飛ぶよ!」ともなんとも言われてないのに、笛の音に合わせてジャンプしまくる私たちは調教済みなのかもしれない。こんなにライブアッパーな曲たちが続いて、改めてReolライブを思い出した。そう、彼女のライブはいつだってこんな感じだった。

紗幕が降りて、再び映像の世界へ。明治や昭和の見世物小屋がテーマと言われるこのライブ。ギラギラピンクって、なんだか今までのReolと結びつかなかったけれど、今回ので払拭された。曲と曲の間も、リスナーたちの胸をそわそわと踊らせるこのやり方。たまらない。見世物小屋から、アラートが鳴り響くあの一瞬の映像が好きで、観客席からちょっとづつReolワールドに連れてこられているようなそんなイメージを抱いた。次の曲は!?と中毒にさせるこの音がたまらなく大好き。いつだって、このアラートが鳴ると、どこにいたって駆けつけてきた。

東京以外は、映像の終わりとともに紗幕が開いて「第六感」が始まり、東京両公演では「金字塔」に移り変わる。「第六感」が始まると、新規の方々も「お!!」ってなって、共に盛り上がってくれていた印象だった。「金字塔」も、これまたハーメルンの大号令ぶりだったので、酷く懐かしい。新しいRemixにやられたファンも多いのではないか…と思う。こんなにバチバチな「金字塔」…たまらない…。と、新しい扉を開いてしまった。

そして、アルバム第六感から、「Q」。紫と緑のなんともアンダーグラウンドな感じがするスポットライトに照らされながら、高らかに歌い、ベースやドラムはまるで踊っているような圧巻のパフォーマンス。心をドクドクと打たれたような、高揚感が忘れられない。

この次に続くのは、なんと「404 not found」。個人的に、この激情アラートでこの曲がセトリに組まれたのには何か意味があると思っている。きっと、Reolにしかわからないけれど。今までは、マイナスなイメージが強かったこの曲、<そうだ世界はどこかがいつも嘘くさい〜>のパートで、涙を見せていた彼女の姿をどうしても思い出してしまう私だけれど、手拍子をしたり、曲を楽しむリスナーたちが増えて、涙は過去のものになってしまったけれど、未来に進んでいるんだ…と実感できた瞬間だった。

しっとりとした雰囲気に続くのは「ミュータント」紗幕の向こう側で、ねーさんと一緒に息ぴったりのパフォーマンスを見せてくれた。椅子ひとつであそこまで表現できるのは、2人の絆があってこそ。2人いるのにそれぞれに孤独を感じるこの曲は、映像とベースアレンジも加わってなんだ哀愁が漂う。1人でいる、れをる氏を覗き込んだような気持ちになった。

久しぶりな「ハルシアン」にしんみりとした会場に日が刺す。軽快なポップスに、会場は再び熱を帯びる。アルバム極彩色から、セトリに曲が組まれるとなんだかとても嬉しい気持ちになる。今のReolとはまた違った雰囲気だし、曲の感じも全然違うけれど、新しいファンにも響くといいな。どうだろう。

ここまで13曲ぶっ通し、Reolは少し止まってMCを始めた。公演によって、内容は違うけれど、Reolの心にある思いを晒してくれて、直ぐに次の曲へ。ここからは、Reolの内面に触れていくセトリ。

私たちの為に歌ってくれるという「サイサキ」。ReolがReolとして進んでいく為の、大きなきっかけになったこの曲。新しいMVを背景に、いつもよりも熱を込めて歌いあげていく。「サイサキ」は、ピンクと水色のイメージしかなかったけれど今回は緑がテーマでとても新鮮だった。れをる氏にとってのサイサキの意味が、時を重ねて少し変わってきたのかもしれない。

そして、「白夜」に繋がるこの流れが好きなリスナーたちは多いのではないかと思う。私も大好き。れをる氏にとって「404 not found」は傷であって、「白夜」はそれを肯定する曲なのかな、と思った。白夜のMVの最後、背中にあった傷は、れをる氏が実際に心にできた傷だと私は思っている。加速しながら力強くなり、強く、深く、盛大に歌いあげる姿に釘付けになる。ドラムとベースで聞く「白夜」は本当に最高。こんな経験、この先できない。ぺーさんとの、ダンスに釘付けになった。

意外だったのは、ここに「Ms.CONTROL」が来たことだった。色々なスポットライトを使い分けながら、ダークに妖艶に魅せてくれるReol。こんなの見てしまったらさらに虜になってしまう…と、胸を射抜かれた。きっと、この曲がここに来たのは本来の意味である"思い通りに洗脳する"という意味ではなく、"これ以上傷ついたりしないよう、幸せになれるようなおまじない"という優しい意味だったと思う。映像もとっても良かった…「Ms.CONTROL」は、なかなか掴みにくい所があったからどう表現されるんだろう…と思ってたけど、本当に流石です。

そして、早いものでセットリスト最後の曲、やはり来るのは「激白」。「激白」とは、色んな歴史をこれまで重ねてきた。思いが強くて激しく、クセがあるように見えて中毒にさせる。そんな印象。熱く歌い上げると颯爽と去っていくReolに寂しさだけが会場に残った。

アンコールの手拍子とと共に戻ってきたれをる氏は1人。始まるは、「ヒビカセ」「LUVORATORRRRRY!」こちらも交代制。この2曲は意外とレアで聞けるのが運任せだっだりするから今回どちらも聞けて最高だった!静まった会場に一気に火をつけるダブルコンビ。れをる氏1人で舞台に居るのって、なんだかとっても懐かしい。たまに、こうやってれをる氏とリスナーの2人きり?にしてくれるのはテンション上がる。

そして続くのが、地方公演では「第六感」で、東京公演は「金字塔」。タイミングが違うだけで印象ってほんとにごろっと変わるのが不思議。個人的に1番グッときたのが「第六感」。<ヒールが鳴らすリズムと命の音が揃う>のヒールのところで、お菊さんの映像がバっと広がって。れをる、ギガ、お菊の3人コンビが最先端で見られるのはこれで最後なんだなあ…って思うと切なくて。後は全て、過去のものになってしまうと思うと辛くて、思わず涙が溢れてしまった。最後にこの曲が大衆のみんなにも知ってもらえて、バズって。大御所のマイキーさんも呼べるようになって。そう考えると3人でやり遂げた音楽って「第六感」だなって、改めて思った。ありがとうREOL。大好き、さようなら。

ここでのMCは、地方公演はとてもわちゃわちゃして楽しい雰囲気で、だらだら〜けらけら〜とお話していた。ほんとに、こんな素のれをる氏を生で拝めるのって地方公演しかないよね。だから、全部ついてっちゃうんだよね〜〜。東京は撮影もあって引き締めた感じだったけど、指つってた。大丈夫かなあ…。

福岡公演では、お詫びの意を込めて単独での弾き語りで、セトリにはない「1LDK」を披露してくれた。歌詞やコードが飛んでいたところがあったけれども、一生懸命に思いを伝えてくれたあの瞬間は忘れられない。いつしかのライブでも、パフォーマンスが充分じゃなかったと、2回繰り返し歌ってくれたり、おまけに1曲歌ってくれたり。いつだってReolはファンサービスに溢れている

激情アラート最後のとりは、「boy」。「boy」が最後で大丈夫!?しんみりエンドは大号泣…!と思っていたけれど、何かを吹っ切れたような笑顔と、元気いっぱいに踊る姿を見て、最後に相応しいなって思った。みんなで合わせたり、ウェーブをしたりとっても楽しかった。激情アラートは始まりで、その始まりの地で「boy」を終わらせたんだな…と寂しいけど、これからがますます楽しみになった。

 

久しぶりのライブはあっという間に終わり。でも、寂しい気持ちよりも楽しかった、出し尽くした、の爽快感が強く感じることが出来た。地方公演を全て回ってたので、次、また次ね、を繰り返していたこともあり、最後は喪失感が襲ったけれど「赤裸裸」の発売もあるし楽しみしか無かった。今回の衣装は、コンセプトである白とピンク。れをる氏のライブ衣装でほんとに最先端だし、なんでも似合うし、攻めるし、楽しみすぎて爆発しそうになる。冥土からなんだか定番になってきたエクステには、毎回ドキドキさせられるし、衣装の隙間のチラリズムにもドキドキさせられる。初めのネコミミ?ヘルメットも可愛いよね。

バンドメンバー5人での失敗談とか、やらかした話とかを楽しく話す姿にはホッコリ。福岡公演は、またイレギュラーな感じだったけど、ベースだけの激情アラートもまた乙な感じだった!銀テープ飛んだの見たのは、終楽章ぶり〜〜!記念に持って帰った。会場アナウンスが、お菊さんやれをる氏じゃなかったことがちょぴり寂しかったから、また復活してくれたらいいな〜なんて。ハーメルンの地方のグダグダアナウンスも良かったよね!声真似のやつとか一生笑ってられる自信あり。お菊さんに弟子が出来たのも驚いた。1人で黙々と頑張っている印象があったら、(頼むから睡眠だけはいつもとってほしいと心から思ってる)弟子ができてちょっとでも楽になればいいな。3D作るのは出来なくて勉強したいって言ってたから、弟子さんから学んだりするのかな…?なんて。今回は、本当に沢山の映像を全て2人でつくりあげたみたいで、感動でしかない。忙しい時期もたくさん被ってて大変だったのに、ここまで仕上げてくれて感謝でしかない…寝てくださいぐっすり…。

 

Reolにとって区切りとなる公演だったけど、私にとってもそんな気持ちにさせられた楽しいツアーだった。一緒に泣いて、笑って、熱くなって。この先も一緒に歳を重ねていきたいと思う。私がれをるさん、お菊さんを好きになって10年目の年に、こんな幸せなライブを見ることが出来て本当にありがたい。色んな歴史を重ねて来て、走馬灯の瞬間でもあるライブ。これからも、知らない景色を見せて欲しい。大好き。

 

激情アラートお疲れ様でした。

沢山の贈り物をありがとう。

次に会える日を楽しみにしています。